9
水中ウォーキング
近頃では健康が注目され、また高齢化社会に突入した事で『自分の健康は自分で守る』という考え方をする人が増えたせいか、積極的に運動をする人が増加しています。 ウォーキングを毎日の日課にしたり、スポーツジムに通ったりする人もいるでしょう。 また、プールも屋内なら1年中、通う事が可能ですね。
それに最近、プールに『ウォーキング専用コース』を設けている場所が多くなりました。 プールで行なう水中ウォーキングは、泳げない人でも水力を利用した運動ができるので、人気があります。 ダイエットが目的の人にも、陸上と違って水中では水の抵抗があるので、消費カロリーが増えるという点でおすすめできます。 その上、水の浮力により身体の重さが軽減され、陸上に比べて足腰にかかる負荷が抑えられます。
しかし、水中に浸かっている部分は、浮力が働いているおかげで軽く感じられますが、その分、水の抵抗も増しています。 例えば、肩まで水の中に入ってしまうと、かえって動きづらくなるのです。 水中ウォーキングをするなら、浸かる深さは腰か胸の高さが目安でしょう。 慣れない最初のうちは、浅い水深から始めて、少しずつ水中での運動に身体を慣らして行きましょう。
また、水の中に入っている身体には、水圧が均一にかかります。 そのため水に浸っている部分の筋肉に自然と負荷がかかります。 その負荷により歩行時の抵抗ができ、効率的にカロリーを消費することで筋力アップに繋がるということは、ダイエット効果に繋がるということでもあります。
水の中で速度を上げると水の抵抗力が増し、運動強度が増えます。 自分で歩いてみて身体で抵抗を感じながら、速度を好きに調整できるのも、水中ウォーキングの利点です。
しかし、気をつけて下さい。 『エネルギー消費の効率がよいから』とか『浮力で身体が楽だから』と、必要以上の強度でウォーキングするのは控えましょう。 水圧によって、腰を痛めてしまう可能性があります。 最初のうちは、インストラクターに相談してアドバイスをもらいつつ、水中ウォーキングを行なってみましょう。 安心しながら、安全に進められると思います。